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在タイ日本人子女教育応援メール・マガジン
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<Contents>
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*2月号の特集より
*書評
*新・頭のよくなる風水
*編集部よりお知らせ
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<2月号の特集より>
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ADHDってなに?
本紙では、これまでにLD(学習障害)やアスペルガー症候群について特集しました。しかし、これらの症状に附随するものとして、ADHD(注意欠陥多動性障害)という症状もあげられます。ADHDは落ち着きがなく、衝動的な行動を示すことに特徴がありますが、それゆえに学習や交友関係に問題を生じがちです。
では、ADHDの症状を持った子供たちとはどのように接し、学習を支援していけばよいのでしょうか。
今回はADHDについて特集をしていきたいと思います。
ADHDとは?
ADHDとは、Attention Dificit/Hyperactivity
Disorderの頭文字をとった略称で、これを日本語に訳すと、「注意欠陥多動性障害」ということになります。
ADHDは、先にも記しましたが、落ち着きがなく、衝動的な行動を示すことに特徴があります。具体的には、そわそわして座っていることができない、大人の指示に従えない、注意を集中・持続することができない、一つの行動をしていたかと思うと違う行動に移ってしまうなどの症状があげられます。
昔から落ち着きのない子というのはいましたが、それこそ大人が一つ注意を促せば聞き入れることがほとんどでしたが、ADHDの症状を持つ子はその落ち着きのなさが顕著で、人の話がなかなか聞けないというのが最大の特徴と言えるでしょう。
そのため、ADHDの症状を持った子供たちは学習や交友関係に問題を生みやすく、親や教師はADHDに対する正確な知識を持って接しないと、逆にそうした子供を追い込むことになり、また周りの子供たちにも様々な影響を与えてしまう恐れがあります。
また、『子どもの脳が危ない』(福島 章著、PHP新書)によると、「近年の日本で、<学級崩壊>という現象が注目され、その対策が論じられるようになったのは、近年の子どもの中にADHDが増えたためではないか。」と指摘しています。
学級崩壊の遠因として、ADHDがあることを現場教師も理解し、幅広い対応策を講じる必要があるのではないでしょうか。
ADHDの原因は?
前出の『子どもの脳が危ない』(福島 章著、PHP新書)によると、ADHDの原因は、「最近の研究では、神経伝達物質の代謝を司る酵素の遺伝的な欠損によっておこることがあることも、甲状腺ホルモンのレセプターの異常によって起こることがあることもわかっている。しかし、多くのケースの原因は、おそらく、これまで見てきた早幼児期の脳の微細な障害−ドイツでいう早幼児期脳障害、英語圏でいう微細脳障害または微細脳機能障害であろう。」と指摘しています。
福島 章氏は、ADHDは何らかの微細な脳障害によって引き起こされ、その原因として母体に蓄積された環境ホルモンによる影響や、乳児期における後天的な脳への刺激(たとえば乳児期より画面の展開が激しいテレビ番組を見せたりすることなど)や、逆に母親が適切な育児をしなかったことによる乳児の脳発達の遅れによるものではないかと指摘しています。
ADHDの発生率は?
『発達障害かもしれない』(磯辺 潮著、光文社新書)によると、「ADHDはアメリカ精神医学会の判断基準DSM-「によれは、3〜5%とされています。この数値から見れば、ADHDの出現頻度はLDとほぼ同じか、若干少ないということができます。
また、LDの人がADHDを合併する率は、概ね30%程度だと言われています。一方、ADHDの人がLDを合併する率は50%もあり、ADHDの持つ多動性、衝動性、注意集中の困難さが、学習に大きな影響を与えていることが推測できます」と述べています。
LDよりは発生率は少ないものの、40人学級のクラスには、確率的には一人はADHDの症状を持った子がいることになります。これを日本人学校で考えてみた場合、相当数の子供がADHDの症状を持っていると考えることができます。
ADHD児への対応は?
このように、ADHDの原因が脳の機能障害が原因であることが次第に分かってきています。ということは、教育に携わる方々は、これまでの「落ち着きのない子」に対する教育的指導をするという方法をとるのではなく、医学的な治療も含めた療育を行う必要が迫られることになります。実際にADHDの子供は、小児精神科から投薬(精神安定剤)による治療を受け、その上で専門のカウンセラーに指導を受けて症状を改善を進めるという方法がとられることが多いのです。
ですから、やみくもに上から押さえつけるような方法をとることが、最もやってはいけない対処法であるといえます。まずは、子供の精神の安定を最優先に行い、その上でゆっくり諭すように1つ1つの事を教えていく地道な指導法をとっていく必要があります。
そのため、教育に携わる方々は、ADHDについてしっかりと知識を高め、時には専門医の意見を聞き、親御さんとの連係を図りながらその子にあった指導方法を考えていく必要があるでしょう。
こうした連係のあり方は、LD(学習障害)やアスペルガー症候群を持った子供たちに対しても同じことが言えると思います。
対応ということでは、2005年4月に、日本では「発達障害者支援法」という法律が施行されました。この法律は発達障害(LD、ADHD、アスペルガー症候群、またはこれらの症状に附随する一連の症状)を持つ人々を、主に学習や生活面で支援していこうということを取り決めた法律です。
そのために、政府では法律に基づいて各自治体に支援体制の構築を要請し、各自治体では学校内、または学校外(教育委員会など)に支援委員会を設ける動きが急速に進んでいます。これは、発達障害を持った子供に対して学校が共通認識のもとに、特別支援教育コーディネーターなどの外部の専門家も迎え入れ、学校全体でチームティーチングをしていこうという動きであると言っていいでしょう。
バンコクでも、このような支援体制を望む声が日に日に高まっていると私も実感しています。実際に私のもとには、いわゆる発達障害の領域に入ることが疑われるお子さんの親御さんからの支援を求める声も聞こえてきます。私自身も家庭教師で各ご家庭を巡回しているこれまでの経験で、発達障害の領域に入ることが疑われる子供たちを何人も見てきましたし、懸命に頑張っている姿も見てきました。
私は自身は大学院で教育学を研究をし、いわゆる特別支援教育も研究・実践している身ではありますが、私ひとりの力では対応できないところまで状況は急速に切迫してきていると言えます。
今後は日本人学校をはじめ、各学習塾、関係団体が協力しあって、ADHDをはじめとする発達障害の疑われる子供たちがよりよく学んでいけるために、共通認識を持って支援体制を早急に築いていくことを願ってやみません。
参考文献:
『子どもの脳が危ない』(福島 章 著、PHP新書)
『発達障害かもしれない』(磯部 潮 著、光文社新書)
『特別支援教育のすすめ方』(全国特殊学級設置学校長協会 編、日本文教出版)
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<書評>
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子どもたちの「魂」の叫びを聞け。
タイトル:「子どもが危ない!」
江原 啓之 著、集英社 刊
2004年9月30日 初版 900円
ISBN4-08-775341-7
コメント:
昨今、子どもを取り巻く状況や環境、子どもたちの行動などについていろいろと言われていますが、果たして大人や社会は一体どれだけ子どもを理解できているのでしょうか。
筆者の江原啓之氏は、スピリチュアル・カウンセラーとして、様々な問題を抱える子どもや親たちと向き合っている方です。
氏の指摘では、現代社会は余りにも物質中心主義になってしまったために、心が殺伐とし、人との交流のにおいて「たましい」の欠落があるとしています。特に子どもはそうした影響をもろに被り、子どもの精神の変調に大きな危惧を寄せています。
若干、本書に対して宗教じみた印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、精神面から子どもの気持ちを理解することの大切さを訴えたという意味では良書だと思います。
日本の有り様を問い直す!
タイトル:「国家の品格」
藤原 正彦 著、新潮新書 刊
2005年11月20日 初版 680円
ISBN4-10-610141-6
コメント:
ここ最近、いわゆる「日本論」を展開する本が多いのですが、気軽に読める本としてお勧めです。
筆者の藤原正彦氏は数学者で、論調にやや過激なところが感じられますが、氏自身の海外留学や外国での研究生活を受けての「日本論」には説得力があります。
氏は、日本のあるべき姿として、日本文化を再確認し、日本的価値観、特に「武士道」の精神を現代社会の道徳規範として取り入れるべきだと述べています。
日本人が国際社会で確固たる地位を保つには、まずは自分の国の歴史や文化をしっかりと学び、その上で外国の歴史や文化を理解して対応していくことが、日本人としてやはり大切なことなのだと感じさせる1冊です。
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<新・頭のよくなる風水>
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あなたの高さはどれくらい?
バンコクには高層マンションがたくさんありますよね。その数はもしかしたら東京や大阪よりも多いかもしれません。ところが、最近の日本では耐震強度問題なんかもあって、耐震強度になんとなく疑問を抱いてしまうバンコクの高層マンションに住むことを敬遠したい方もいるんじゃないでしょうか。
しかし、高層マンションに住む外国人は、バンコクではごくあたりまえの存在。だったら高層マンションを快適に、楽しく住んでみたいですよね。
というわけで、今回はマンションの階数についての風水を考えてみたいと思います。
風水では高層マンションに住む場合、一般的には奇数階が良いとされています。しかし、バンコクのマンションを見てみると、1、2、3・・・とフロアーを設けているところもあれば、G、1、2・・・と設けているところもあって、なんだかややこしいです。1、2、3・・・となっていれば、実際の階数と数字が合いますが、G、1、2・・・となっていれば、実際の階数と数字がずれてしまい、「どっちを基準に考えればいいの」となってしまいます。
結果からいうと、「大地の気が届く高さ」(大体6階くらいまでの高さ)に住めば、それほど奇数階にこだわらなくてもいいと言えるでしょう。それより高い階の部屋に住む場合でしたら、大地の気が多く取り入れられるように、部屋全体に観葉植物を多く取り入れるといいでしょう。できれば旦那さんが厄年を過ぎたご家庭では、6階から下の低層階に住まわれる方が家庭内の安定が図れていいです。高層階はどうしてもテンションが上がりがちになりますので、ご年配の方にはあまり向きません。
しかし、場合によっては高層階に住む方がいい方もいるんですよね。たとえば南向きの日当たりの良い部屋で、30代の夫婦で子供なし、旦那さんの仕事がデザイン関係や企画の人が住むと、逆に風水のパワーを取り入れることができます。また、若い独身のサラリーマンやOLが高層階の広めのワンルームに住むのも吉相になります。
さあ、みなさん。今回の風水を参考にして、バンコクの高層マンションでのアバンギャルドな生活を満喫してみて下さい。
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<編集部より>
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発行 : Sukusa編集部 By Siam-Micky's Planning Co.,Ltd.
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発行人 : マイケル・ヤマカワ
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