|
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Sukusa
在タイ日本人子女教育応援メール・マガジン
www.siam-micky.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
<Sukusa Vol.17の協賛スポンサー様>
−−−−−−−−−−−−−−−−−
*The Regent's School 様(インターナショナルスクール)
TEL: +662-690-3777
http://www.regents.ac.th E-mail:
enquiry@regents.ac.th
*International School Eastern
Seaboard 様(インターナショナルスクール)
TEL: +6638-372-591〜5
http://www.ise.ac.th E-mail:
info@ise.ac.th
*泰明倫館 様(学習塾)
TEL: +662-262-0768 FAX: +662-262-0769
http://www.meirinkan.com
*泰夢 様(学習塾)
TEL: +662-712-7813 FAX: +662-712-7814
http://www.timebangkok.com
*ena 様(学習塾)
TEL: +662-712-8032 FAX: +662-381-1586
*MI Computer 様(コンピュータースクール)
TEL: +662-714-9288 FAX: +662-714-9289
http://www.sakura.co.th/m.i.computer/
*トモ・トラベル(旅行会社)
TEL: +662-659-5989 FAX: +662-659-5993
http://www.tomotravel-can.com
*Niva International School(インターナショナルスクール)
TEL: +662-948-4605〜9 FAX: +662-948-4622
http://www.niva-is.ac.th
*Bangkok International Prep
School(インターナショナルスクール)
TEL: +662-260-7890 FAX: +662-662-5444
http://www.bkkprep.com
<Contents>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*9月号の特集より
*書評
*新・頭のよくなる風水
*編集部よりお知らせ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<9月号の特集より>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
アスペルガー症候群って?
最近、子供たちの様子が変わったと言われています。学習に関心を示さない、友達付き合いが上手くいかない、落ち着きがない、すぐにキレるなどなど。昔の子供からはおよそ想像のつかない行動が今の子供たちには見られることがよくあります。
そうした原因の一つとして「アスペルガー症候群」というものが考えられます。今回は「アスペルガー症候群」について考えてみたいと思います。
さて、前頁でも触れましたが、子供たちの学習に関心を示さない、友達付き合いが上手くいかない、落ち着きがない、すぐにキレるなどといった行動に対して、親御さんや先生方は時として困惑することもあると思います。
「昔の子供たちはこんなのじゃなかったのに、今の子ときたら。」という具合です。
子供たちのこうした変化は、社会の変化がもたらしているのだという意見があります。もちろん、そういう意見も当てはまるでしょう。しかし、子供たちの心や脳の働きに変化が生じてきていることが、子供たちのこうした変化の裏にあることも医学的に次第に解明されてきています。
こうした子供たちの心や脳の働きに大きな影響を与えていると言われているものに「アスペルガー症候群」というものがあります。本紙10号でも触れた学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)とも、その症状において多くの共通する部分があることから、ここ最近は教育の世界でもアスペルガー症候群について考えていくことが増えてきています。<学習障害(LD)についての記事はSukusaのホームページでバックナンバーをご参照いただければ幸いです。>
アスペルガー症候群の基礎知識
では、アスペルガー症候群とは、一体どういうものなのでしょう。
アスペルガー症候群は、オーストリアの医師、ハンス・アスペルガーが、1944年に4人の少年の症例を論文にまとめ、「自閉的精神病質」と読んだことに始まり、その後1981年にイギリスの医師、ウィングがアスペルガーの論文を取り上げたことで脚光を浴びるようになり、「アスペルガー症候群」が世間に知れ渡るようになりました。
さて、アスペルガー症候群の症状をアメリカ精神医学会の診断基準(DSM-「)によって簡単にまとめると次のようになります。
A.
人との関わりにおける質的な障害があり、そのことが次のうち少なくとも2つ以上に当てはまる場合。
*目と目で見つめ合う、表情、姿勢、身ぶりなど、人との関わりを調節するための多才な非言語性行動の使用が困難。
*発達水準に応じた仲間関係を作ることが困難。
*楽しみ、興味、達成の他人との共有(例えば、興味のあるものを見せる、持ってくる、指すこと)を自発的に求めることの欠如。
*対人的または情緒的な相互性の欠如。
B.
行動、興味および活動が限定され、反復的で常同的な行動をし、そのことが次のうち少なくとも1つ以上に当てはまる場合。
*強度または対象において異常なほど、常同的で限定された形の、1つまたはいくつかの興味だけに熱中すること。
*特定の、機能的でない日課や儀式に対して明らかにかたくななこだわりがあること。
*常同的で反復的な独特の行動(例えば、手や指をぱたぱたさせたりねじまげたりすることや複雑な全身の動き)。
*物体の一部に持続的に熱中する。
C.
社会的、職業的、あるいはその他の重要な領域における機能について、臨床的に重要な障害が引き起こされている。
D.
臨床的に顕著な言語発達の全般的な遅れはない(例えば、2歳までに単語が話せたり、3歳までに会話のような言い回しができるなど)。
以上が、アスペルガー症候群の症状ですが、これらの症状は学習障害(LD)とも共通しており、その原因も脳の機能不全であると考えられています。しかし、アスペルガー症候群は高機能自閉症ともその症状において共通する部分もありますので、学習障害(LD)も含めたこれらの症状の厳密な区別は精神医学界でも議論が別れているところでもあります。そのため、学習障害(LD)の子供の割合が5%前後と言われる中で、その線引きが難しいことから実際のアスペルガー症候群の子供の割合を表す数字は研究者によってまちまちです。
アスペルガー症候群の子供が学習で示す態度
実際にアスペルガー症候群の子供が学習において示す態度や心理状態というものが、次の文章読解による例題によって知ることができます。
<問題>
一郎さんと花子さんは、味が良いことで評判の高級レストランに行きました。ところがレストランは人でいっぱい、なかなかボーイさんは注文を取りに来ません。30分くらい待たされてやっとボーイさんがやって来ました。ところがこのボーイさんは態度が悪く、30分も待たせたのに、全く詫びる気配もありません。一郎さんはボーイさんにいいました。
「ふ〜ん、さすがは高級レストランだね。」
*最後の言葉を言った一郎さんの気持ちは次のどれでしょう?
(1) 待たせてもあやまらないボーイさんの態度に感心した。
(2) 高級レストランらしいボーイさんのふるまいをほめた。
(3) ボーイさんの態度に腹を立てた。
みなさん、答えはお分かりですよね。答えは(3)です。しかし、アスペルガー症候群の人の場合、(1)や(2)の答えを選んでしまう人がいるのです。ようするにアスペルガー症候群の人は字義だけをとって、その言葉の裏に隠されている気持ちを読み取るということが非常に苦手なのです。
文章読解問題では、その文章の中に直接書かれていない心情を読み取ることは難しい問題ではありますが、アスペルガー症候群の人は単純に文章を読んで理解するのみに留まってしまい、「行間を読む」ことが苦手なのです。逆に読字障害のある学習障害(LD)の人の場合は、漢字がうまく読み取れないために、文章理解度が断片的になってしまうことがあります。
このようなことから、アスペルガー症候群の子供たちは学習において困難をきたし、また、会話においても表面的な言葉だけを理解する傾向があるので、他人から誤解を受ける場面がっ多くあるのです。しかし、時として独創的な解釈をし、それが新しい発見につながることもありますので、指導する立場の方にとっては、彼らの考えを一度受け入れてあげて、その上で適切なアドバイスをしてあげるということが必要になってきます。
では、アスペルガー症候群の疑われる子供たちにはどのような態度で臨めばよいか。
その子供がアスペルガー症候群であるかどうかは、もちろん精神科医の診断が必要ですが、そうした症状が疑われる子供に対しては、周りの大人たち、特に学習指導をする立場の方はアスペルガー症候群(学習障害(LD)も含めて)の基礎知識を持って子供と接することが必要です。勉強が出来ないからといって更に無理な勉強をさせたりであるとか、行動が突飛だからといってすぐに問題児として扱うのではなく、その子供の特性をしっかり見極めることが大切です。それは決して子供たちを色眼鏡で見るのではなく、そういう精神的な特徴のある子として、まわりの大人が大きな心で見守ってあげることが大切です。大人からみて変な行動を取っていたりしても、本人は意外と大真面目だったりすることも良くあるのです。
バンコクの日本人子女の教育環境を考えた場合、学校の先生や塾の先生はクラス運営や授業進行を考えていかなければならないために、学習障害(LD)やアスペルガー症候群の疑われる子供たちに対応していくことや見極めは難しい状況もあるでしょう。しかし、そうした子供もいるんだということを念頭においていただき、勉強が出来ない、行動に問題があるとひと括りに扱うのではなく、世の中にはいろいろな特性を持った人間がいて社会がなりたっているんだということをご理解していただき、是非ともそうしたことを子供たちにも伝えて欲しいと思います。
特に、アスペルガー症候群の疑われる子供たちと接する場合は、学習障害(LD)の子供たちと接する時と同じように、学習に対して自信を持たせてあげて、「他人と違ってもいいんだ」という安心感を持たせてあげることも大切なことでしょう。
親御さんにおかれましても、子供たちの特性をしっかり見極め、他の子と過剰に比較することなく、子供の持っている長所を大いに引き伸ばしてあげる対応を心掛けて欲しいと思います。学習や日常生活について過度のプレッシャーを子供に与えてしまいますと、脳の機能がかえって低下してしまうことも最近の研究では指摘されるようになってきています。わが子が学習障害(LD)やアスペルガー症候群ではないにしても、子供の目線に立ち、子供たちの性格と能力に則して周りに流されることのない「オンリー・ワン」の学習支援が望まれるところです。
アスペルガー症候群の人は学習障害(LD)の人と同様に特定のものに対して執着する傾向がありますので、それが例えば芸術的な才能を引き上げる元になり、天才的な芸術家になる可能性を秘めていることもあります。例えば、アメリカの俳優トム・クルーズはアスペルガー症候群かどうかまではわかりませんが、学習障害(LD)であることは有名です。彼は読語障害があり、セリフを覚える時はテープに吹き込んでもらって覚えるそうです。日本でも芸術家の故岡本太郎さんもそうであったと言われています。
いずれにしても、「子供が変わった」と嘆くのではなく、変わるのには変わるなりの原因がどこかにあるわけですから、大人たちがこれまでの固定観念に縛られるのではなく、その根本原因を理解して子供たちに接していくことが大切ではないでしょうか。その一つとして、「アスペルガー症候群」というものもあるんだということを理解していただければと思います。
いかがでしたか。今回は少々重いテーマについて考察してみましたが、ここバンコクにおいても学習における特別な支援を必要とする子供たちを適切にバックアップできる態勢が整えばいいなと最近切に思っています。Sukusaでもバンコクでいつかこういう態勢が整うように、微力ながらお手伝いしていければと思っています。
<参考文献>
・アスペルガー症候群と非言語性学習障害 キャリン・スチュワート 明石書店(2004年)
・アスペルガー症候群と学習障害 榊原洋一 講談社+α新書(2002年)
・LD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害) 上野一彦 講談社+α新書(2003年)
・発達障害かもしれない 磯辺潮 光文社新書(2005年)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<書評>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
もしかしらた、あなたも「ことばの生活習慣病患者」!?
タイトル:「そんな言い方ないだろう」
梶原 しげる 著 新潮新書 刊
2005年4月20日 初版 680円
ISBN4-10-610116-5
コメント:
以前紹介した「口のきき方」に続く、梶原しげるさんのシリーズ第2弾です。今回はより日常生活の中で飛び交うおかしな言葉についてバッサリ切り捨て、その発生原理もおもしろく解説してくれています。
また、今作は人の口のきき方を「ABO型別」に分類し、その特徴を示してくれています。この分類は世に出回る血液型診断を元に作られたのですが(氏いわく、心理学的にはこの分類は根拠がないそうです)、私の血液型であるO型タイプを見ると、なるほどその特徴を私も示しているなと妙に感心してしまいました。
気軽に言葉について考察出来るお勧めの1冊です。
その究極の命題に対する答えが見える!
タイトル:「人はなぜ勉強するのか 千秋の人 吉田松陰」
岩橋 文吉 著 モラロジー研究所 刊
2005年6月10日 初版 1,000円
ISBN4-89693-105-5
コメント:
「人はなぜ勉強するのか」と聞かれた時、あなたならどう答えますか。特に子供からそう聞かれた時、明確にその答えが伝えられなくて困ってしまうこともありますよね。
著者の岩橋文吉さんは、幕末の賢人、吉田松陰の言葉や思想をもとに、その命題に明確に答えてくれています。その中で大切なこととして、「人生をデザインする」ことを説いています。自分が将来どうありたいか、そのために何を学ばなければならないのか。そのための手助けを大人たちは子供たちにしていかなければならないのでしょう。
勉強することの本当の意味を、たまにはお子さんと話し合ってみることも必要かもしれませんよね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<新・頭のよくなる風水>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
とにかく「やる気」の出る風水
最近の子供たちの口癖に「ダル〜い」なんてのがありますよね。勉強するのが「ダル〜い」とか、部屋の片付けをするのが「ダル〜い」とか(えっ、なになに。お母さんたちも子供の時によく言っていた!?)。昔の子供は外で元気に遊んでいたけど、今の子ときたら家でゲームばかり。何ごとにもやる気が感じられないとお嘆きのお母さんもきっと多いことでしょう。
そんな、近ごろ「やる気」の感じられないお子さんに対しても効く風水っていうのも実はあったりするんですね。えっ、うちじゃ子供よりお父さんの方が「やる気」がないって!? 大丈夫。そういうお父さんにももちろん効きますから試してみて下さい。
で、どうするのかと言うと、体がだるかったり、やる気が起きないというのは、だいたい玄関先に問題があることが多いんですよね。玄関が凶相、特に南西の裏鬼門に玄関があるお宅は、だいたい家族みんなが沈滞ムードになり、特に男性の元気がなくなっててしまいます。もし、玄関が南西になくても、暗かったり水回りがあったりすると影響を受けてしまいます。
じゃあ、玄関先をどうすればいいのかというと、玄関を清潔に保つことはもちろんですが、観用植物や置き物として陶器を飾るとよいでしょう。田園風景の絵を飾るのなんかもいいです。それから玄関マットは茶系統にし、できれば玄関の土間の部分も茶系か緑系のタイルにするといいでしょう。こうすることにより大地のパワーを玄関先に呼び込めますのでやる気がでてきます。
それから、大切なのが表札。表札は必ず掲げ、木製のものを玄関ドアの右横に掛けましょう。それから月に1〜2回が玄関先をきれいに掃除し、塩やお酒を使って清めるといいでしょう。盛り塩を玄関先にしておくのも効果的ですが、3日に1回ぐらいの割合でこまめに取り替えることが大切です。
さあ、これで知らず知らずのうちにやる気が湧いてきます。子供たちが「ダル〜い」なんて言わずに、毎日はつらつと過ごせるようになります。最近、元気のないお父さんもきっとやる気が出てきて、元気にお仕事を頑張ってくれることでしょう。一度お試しあれ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<編集部より>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*Sukusaでは発行に際してご協力いただける協賛スポンサーを募集いたしております。詳しくはSukusa編集部(sukusa@siam-micky.com)までお問合せ下さい。
*「Sukusa」は日本でも読めます!
日本にお住いの方で「Sukusa」の定期購読をご希望の方、また広告掲載についてのお問合せは下記の代理店までお問合せ下さい。
「Sukusa」日本窓口
通信合同社
575-0001
大阪府四条畷市砂346
Tel/Fax 072-877-8537
担当:奥田 氏
*「Sukusa」はチェンマイでも読めます!
この度「Sukusa」はチェンマイ窓口を開設いたしました。チェンマイにお住いの方で「Sukusa」の定期購読をご希望の方は、下記の代理店までお問合せ下さい。
ランゲージ・インテリジェンス
Tel: 053-894683
Fax: 053-894684
担当:谷口 氏
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
発行 : Sukusa編集部 By Siam-Micky's Planning Co.,Ltd.
メールアドレス : sukusa@siam-micky.com
URL : http://www.siam-micky.com
発行人 : マイケル・ヤマカワ
この記事の内容を弊社に無断で転載することを禁じます。
Copyright 2005
この記事についてのご意見、ご感想はメールにてお寄せ下さい。
|