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日本人学校 現在、泰日協会学校(バンコク日本人学校)は、小学校1年生から中学校3年生までの生徒、約2,300人が学び、世界の日本人学校の中でも上海と並び、世界最大規模を誇っています。タイにはこの他に北部チェンマイや東部シーラチャーなどに補習授業校がありますが、ほぼタイ唯一の日本人学校と言ってもいいでしょう。 カリキュラムは日本の学習指導要領にのっとり、日本から派遣されてきた先生方が生徒への指導にあたっています。 日本と同じカリキュラムで学習を進めていくことが出来ますので、将来日本へ帰国した際の学習にはスムーズに入っていけることと思いますし、日本の中学・高校受験をする際にも有利であると言えるでしょう。 しかし、マンモス校ならではの問題や、先生方の派遣期間が3年間と短く、長期的視野に立った教育がしにくいということもありますので、日本人学校に入学をするとしても、その際には学校の先生方や事務の方とは学校についての疑問・質問などは明確にしておいた方がいいと思います。 インターナショナルスクール 国際都市であるバンコクには大小30校ほどのインター校があります。折角の海外赴任であるのだから、子供を国際感覚豊かに育てたいということで、ここ最近インター校を志向する日本人家庭が増えてきています。 ここでは日本人がタイのインター校に入学する上での注意事項をいくつか紹介します。 ・アメリカ式か、イギリス式か。 インター校をカリキュラム別に分けた場合、アメリカ式とイギリス式とがあります。アメリカ式の学校のカリキュラムの特徴は、プロジェクト(日本的に言えばグループでの制作や個人での論文制作)がミドルスクール(中学校)から多く取り入れられるようになります。個人の意見や主張を明確に打ち出させるような教育が行われます。 また、イギリス式の学校ではIB(国際バカロレア)や、IGCSE(イギリスの大学へ進学するための統一基準)などの単位を取得していくことに主眼を置かれたカリキュラムが組まれています。そのため、授業も非常にハイレベルなものが行われています。 どちらの方式の学校を選ぶかは一長一短がありますが、将来、子供を日本の大学へ進学させたいのであればアメリカ式、日本に限らず世界の大学を視野に入れた進学をお考えでしたらイギリス式の学校を選択するのがひとつの目安となるでしょう。決してイメージだけで学校を選んではいけません。 ・入学について。 日本からバンコクに赴任されてきたご家庭の子女がいきなりインター校入るというのは、英語力を考えた場合に非常に厳しいものがあります。インター校の授業についていくためには、1年ほどの時間がかかると思います。多くのインター校では英語を母国語としない生徒のためにESL(初期英語教育)のクラスを設けておりますので、まずはそこで英語力を鍛えることになります。 仮に、日本の学校で英語の成績がトップトップクラスであったとしても、英語を使う環境で生活をしてこなかったのであれば、それは何の意味もなしません。時には学齢を落とした上で入学が認められるということも多くあります。それだけ日本の英語教育は「使える英語」を指導していないということになります。 また、日本人学校の中学3年生を卒業してからインター校への進学を希望するご家庭も多く存在します。しかし、多くのインター校では9年生(中学3年生の学齢)からはハイスクールになりますので、入学が非常に難しくなります。なぜなら、多くのインター校ではアメリカ式の学校でもIBを導入したり、卒業のために単位を取得していく授業になりますので、時として日本の進学校以上にハイレベルな授業を英語で行うことになってくるからです。ハイスクールをインター校で過ごさせようというご家庭は、お子さんの学習の負担を考えた場合、中学2年生以下の学齢でインター校に入れるべきだと思います。 インター校入学に際しては、親が学校に対してどれだけ協力的かということが問われます。例えば学校で生徒が問題を起こした時にはすぐに親が呼び出され、学校としての対応、家庭としての対応というものを明確に話し合う傾向があります。その際には英語で、親としての対応の仕方を学校側に説明しなければなりません。ですから、子供をインター校に入学させたいのであれば、親御さんが学校に対してその協力度と家庭での教育方針を英語でアピールすることも大切な要素になります。 ・学校選びのポイント。 基本的なカリキュラムもさることながら、学校の日本人生徒に対するバックアップ体制が取れているか、PTAがしっかりと組織されているか、生徒の出身国の比率のバランスが保たれているか、学校施設や教員のレベルはどうなのかなど、多角的に検証をして判断をすべきでしょう。中には白人バックパッカーのような人を臨時教員で雇うような学校もあります。 日本人向け幼稚園 日本人向け幼稚園についての詳しいレポートは、Sukusa011号、またはSukusa023号の特集でご紹介いたしておりますので、そちらをご覧下さい。 日本人向け学習塾 日本人向けの学習塾は大小合わせて10軒ほどが、バンコク市内のスクムビット地区を中心に開講しております。これらの塾は主に日本人学校の授業の補習、日本の中学・高校受験に向けた指導、英検や漢検に向けた指導を行っています。しかし、最近ではインター校入学やその補習、日本の大学受験を手掛ける塾も増えてきています。 バンコクの塾の特徴は日本の大手の進学塾の進出がほとんどなく、個人で塾を始められた方が多くの生徒を集める傾向にあります。ですから、それぞれの塾が独自の個性を打ち出して授業を展開していく塾が多いと言えるでしょう。 また、バンコクの塾においては「ブーム現象」が度々起こることがあり、どこどこの塾がいいという評判が立つとたちまち生徒がそこに流れるという傾向がありますし、逆に悪い評判が立つと急に生徒がやめていくということも起こります。しかし、そういう評判は参考意見程度と考えた方がよいでしょう。さらに、塾の合格実績についても、それはあくまで塾と生徒個人や親御さんとのお互いの連携と努力によるものですので、塾の合格実績がいいからと言って、その塾に通えばそうした結果がわが子にも当てはまるということはお考えにならない方がいいでしょう。塾の合格実績もあくまでも参考資料にすぎません。 バンコクで塾を選ぶ際には、わが子の学力や性格にあった適切な指導をしてくれるかどうか、塾が受験指導や日常の学習に対して明確なビジョンとデータを示してくれるか、教室内の生徒数のバランスはとれているかなど、評判だけにとらわれずに実際に塾を検証した上でお子さんを入塾させることが望まれます。 家庭教師 日本人子女に向けての家庭教師は、大きくわけると学習指導をしてくれる日本人の家庭教師と、英会話を指導してくれるネイティブの家庭教師となります。日本人家庭教師については、元学習塾講師のプロから日本人留学生がアルバイトでしている方まで様々で、家庭教師の見極めは難しいものがあります。しかし、腕のいい家庭教師と巡り合えた場合は、地元の学習塾に通わせるよりもいい学習的効果が得られることもあります。 ネイティブの家庭教師にしても、日本人家庭教師と同じことが言えると思います。また、家庭教師に授業をお願いする際には、条件面や学習の進め方などについて細かく話し合っておく必要があるでしょう。日本人、ネイティブに限らず、中にはしっかりとした指導の出来ない先生もいることは確かです。 バンコクで家庭教師を見つけるには、日本語情報紙の募集欄、フジスーパーなどの掲示板、口コミということになりますが、腕のいい先生については空き待ちをしなければならないこともあります。 *弊社では家庭教師の派遣も行っておりますので、ご希望の方はお問合せ下さい。 |